🔳バリュー株とは?概要と見つけ方
✅バリュー株を見つけるには?
✅バリュー株を探すのは難しい
🔳バリュー株のおすすめ銘柄5選【割安な成長株】
✅オリックス(8591)
✅武田薬品工業(4502)
✅NTT(9432)
✅三菱商事(8058)
✅第一生命HD(8750)
「バリュー株の、おすすめ銘柄が知りたい・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
バリュー株への投資は、世界一の投資家「ウォーレン・バフェット」氏が好むことが有名です。
優良なバリュー株を見つけ、長期で投資することができれば、大きな成果を上げることができるでしょう。
今回は「バリュー株」のおすすめ銘柄について、割安な成長株を5つ紹介していきたいと思います。
バリュー株とは?概要と見つけ方
バリュー株とは、本来の実力よりも低く評価され、割安な水準で放置されている「割安株」です。
知名度の低い銘柄に多く見られ、実力があっても買われずに、株価が上がっていない銘柄を指します。
バリュー株を見つけるには?
ではバリュー株を見つけるには、どうすれば良いのでしょうか?
一般にバリュー株かどうかを判断するには、下記3つの指標が使用されます。
✅PER(株価収益率)
✅PBR(株価純資産倍率)
✅配当利回り
PER、PBRは数値が低ければ低いほど、株価が割安であると判断されます。
逆に、配当利回りは高ければ高いほど、株価が割安ということになります。
どの指標も株価が割安であれば、ダイレクトに数値に表れてきます。
バリュー株を探すのは難しい
上記3つの指標を使えば、バリュー株を「見つける」だけなら簡単です。
PERやPBRが低い割安株は、たくさん存在するからです。
しかしその中でも、将来的に「株価が上昇する」割安株を見つけることは、容易ではありません。
将来の業績成長が見込めるのに、株価が割安になっている銘柄は、決して多くありません。
以下に将来有望な割安株について、5つの銘柄を紹介していきたいと思います。
🔹あわせて読みたい
バリュー株のおすすめ銘柄5選【割安な成長株】
それでは「バリュー株」のおすすめ銘柄について、割安な成長株を紹介していきましょう。
以下に5つに厳選したバリュー株について、1つずつ紹介していきます。
オリックス(8591)
はじめに紹介するバリュー株が、オリックス(8591)です。
オリックスの株価は、この7年ほど停滞が続き、かなり割安な水準で放置されています。
下記に、オリックスの株価チャートと株価指標を示します。
オリックス(8591)株価チャート_10年
日経平均 オリックス
PER (会社予想) 14.2 9.6
PBR (倍) 1.2 0.8
配当利回り(%) 1.8 4.0
株価の指標(2021年6月時点)
同社の株価は、PER、PBR、配当利回りのすべてにおいて、かなり割安な水準にあります。
その理由は、21年3月期まで3期連続で減収・減益が続いたためでしょう。
しかし今後の業績については、増収・増益が続くことが確実となっています。
配当の増配も予想されており、今後の業績が上向けば、株価は必ず上昇するでしょう。
🔹あわせて読みたい
武田薬品工業(4502)
続いて紹介するバリュー株が、武田薬品工業(4502)です。
同社の株価も長らく停滞が続いていて、割安な水準に放置されています。
下図に、武田薬品の株価チャートと株価指標を示します。
武田薬品工業(4502)株価チャート_30年
日経平均 武田薬品
PER (倍) 14.2 15.3
PBR (倍) 1.2 1.1
配当利回り(%) 1.8 4.9
株価の指標(2021年6月時点)
同社における21年3月期の純利益は、前期比+750%の大幅増益となりました。
コロナ禍で業績が大きく向上しており、今後も堅調な業績が続く見込みです。
なかでも配当利回りは驚異の4.9%と、株価はかなり割安な水準にあります。
今後も安定した業績が予想されており、同社の株価は、これから上昇へと向かうでしょう。
🔹あわせて読みたい
NTT(9432)
続いて紹介するバリュー株が、NTT(9432)です。
同社の株価も割安な水準が続いており、上昇余地をかなり残している銘柄です。
下図に、NTTの株価チャートと株価指標を示します。
同社のPERは9.7倍と、日経平均と比べ2/3の低水準です。
NTT(9432)株価チャート_20年
日経平均 NTT
PER (会社予想) 14.2 9.7
PBR (倍) 1.2 1.4
配当利回り(%) 1.8 3.6
株価の指標(2021年6月時点)
配当利回りも3.6%と、日経平均の2倍となる高水準です。
同社の配当金は毎年の増配を続けており、21年3月期で、10期連続の増配を続けています。
今後の業績も連続増益が予想されており、配当のさらなる増配も期待されます。
このような成長が続く限り、同社の株価は、今後も安定した上昇を続けるでしょう。
🔹あわせて読みたい
三菱商事(8058)
続いて紹介するバリュー株が、三菱商事(8058)です。
同社の株価も割安な水準が続いており、まだかなりの上昇余地を残している銘柄です。
下図に、三菱商事の株価チャートと株価指標を示します。
三菱商事(8058)株価チャート_10年
日経平均 三菱商事
PER (会社予想) 14.2 12.0
PBR (倍) 1.2 0.8
配当利回り(%) 1.8 4.4
株価の指標(2021年6月時点)
同社の株価指標は、PER、PBR、配当利回りのすべての面で、平均値よりも割安な水準です。
今後の業績見通しも堅調で、増収・増益が続いていく見込みです。
また同社の配当金は、毎年の増配を続けており、今後もさらなる増配が見込まれています。
今後も安定した業績が続く限り、同社の株価は、引き続き上昇を続けるでしょう。
🔹あわせて読みたい
第一生命HD(8750)
最後に紹介するバリュー株が、第一生命HD(8750)です。
同社の株価も、本来の企業価値と比べ、かなり割安な水準に放置されています。
下図に、第一生命HDの株価チャートと株価指標を示します。
第一生命HD(8750)株価チャート_10年
日経平均 第一生命
PER (倍) 14.2 7.1
PBR (倍) 1.2 0.5
配当利回り(%) 1.8 2.7
株価の指標(2021年6月時点)
PERとPBRはともに、日経平均の半分以下であり、かなり割安な水準にあることが分かります。
配当利回りも2.7%とかなり高く、株価が割安であることを示しています。
同社も配当金の連続増配を続けており、今後も引き続きの増配が予想されています。
今後も安定した業績を続け、配当の増配も続けば、株価は間違いなく上昇するでしょう。
🔹あわせて読みたい
まとめ
以上により、今回は「バリュー株」のおすすめ銘柄について、割安な成長株を5つ紹介させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳バリュー株とは?概要と見つけ方
✅バリュー株を見つけるには?
✅バリュー株を探すのは難しい
🔳バリュー株のおすすめ銘柄5選【割安な成長株】
✅オリックス(8591)
✅武田薬品工業(4502)
✅NTT(9432)
✅三菱商事(8058)
✅第一生命HD(8750)
これから業績が成長するバリュー株を見つけるのは、なかなか難しいことです。
バリュー株なら何でも良いわけではなく、「業績が成長する」割安株を見つけることが重要です。
将来有望なバリュー株を見つけ、長期で投資できれば、大きな成果を上げることができるでしょう。
🔹あわせて読みたい
0コメント