アジアの株式へ投資する投資信託のおすすめファンド



はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。


今回はアジアの株式へ投資する、投資信託のおすすめファンドについて紹介してみようと思います。



資産運用や投資活動をしていく上で、特に大きな金額を運用する場合には投資対象をグローバルに、世界中へ分散させることが肝要です。


特に投資対象は国内や欧米などの先進国のみに限定せず、アジアの新興国へも分散して投資しておくべきです。

アジアの諸国は欧米などの先進国とは異なり、これから経済成長を遂げて発展していく国が数多く存在します。


具体的には中国をはじめとして、インド、香港、台湾、ベトナムなどがあげられ、これらの国々へ投資しておくことも、投資対象としては大きな魅力があります。



アジアの株式へ投資するには、投資信託の活用がおすすめです。


アジアの国々の個別企業への投資を行うには、プロの投資家でもない限り難易度が高すぎます。


投資信託であれば、プロのファンドが複数の国や銘柄へ適切な配分を定めて分散投資をしてくれるため、手間やリスクも極めて少なく、初心者でも安心して投資することができます。


出典元:楽天証券



よって今回はアジアの株式へ投資してくれる、投資信託のおすすめファンドについて紹介していきたいと思います。


どのファンドも実際に私も投資していて運用成績も好調であり、自信を持っておすすめできるファンドのみを厳選して紹介していきます。



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アジアのおすすめ投資信託① 中国株式



ファンド名:フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン

運用会社 :フィデリティ投信

種 別  :中国・香港株式(為替ヘッジなし)

買付手数料:無料

最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)

運用開始日:2004年10月20日



当ファンドは中国の株式市場へ投資するおすすめのファンドになります。


2004年10月に設立されて以降15年間に渡り運用されており、運用益は既に+500%超と脅威のパフォーマンスをみせています。


ここ数年で中国経済は既に大きな成長を遂げましたが、私はまだまだ成長の余地を残していると考えており、長い目で見れば、まだまだ大きな成長を続けてくれると予想しています。


2018年には米中貿易摩擦の影響で、上海総合指数は約30%ほども下落する大暴落の年となってしまいましたが、現在は株価が割安になった分、逆に投資するには好機といえます。


上海総合指数 10年チャート



それを証明するかのように2019年に入ってからは息を吹き返しており、年初からの上げ幅は既に20%ほどの上昇をみせています。


このように中国株は株価の上下動の波が激しいのが特徴ですが、2015年のように大きく上昇する年もあり、当たれば大きい側面も魅力の一つです。


長い目で見れば今後の経済成長も大いに期待できることから、長期投資のスタンスで臨めばリスクも少なく、将来的にはむしろ大きな爆発力をも秘めた市場であると考えています。





アジアのおすすめ投資信託② ベトナム株式



ファンド名:ベトナム成長株インカムファンド

運用会社 :キャピタル アセットマネジメント

種 別  :ベトナム株式(為替ヘッジなし)

買付手数料:無料

最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)

運用開始日:2014年8月20日



当ファンドはベトナム市場の株式へ投資する、おすすめのファンドになります。


2014年に設立されたばかりなので運用歴はまだ5年程度ですが、それでも運用益は一時+80%にまで達したほどの爆発力を持っています。


ベトナムVN指数 10年チャート



ベトナムの株価は2017年にあまりにも大きく上昇したため、その反動で現在はやや一服気味ではありますが、それでもこの10年間で株価は大きく値を上げています。


ベトナムは新興国の代表的な国の一つであり、ここ数年でインフラ整備などを急速に加速させており、日本の多くの主要企業がベトナムへ進出しています。


ベトナムはまさにこれから経済成長を本格化させることが期待されており、投資対象としても非常に大きな魅力を持っているといえるでしょう。





アジアのおすすめ投資信託③ アジア総合株式



ファンド名:フィデリティ・アジア株・ファンド

運用会社 :フィデリティ投信

種 別  :アジア株式(為替ヘッジなし)

買付手数料:無料

最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)

運用開始日:1998年12月1日



当ファンドはアジア株式の市場全体へ広く分散して投資してくれる、アジア株式の総合型のファンドになります。


1998年に設立されて以降20年以上の運用実績を誇り、通算運用益は+400%を上回る高いパフォーマンスをみせています。


投資先の国別配分は下図のように構成されています。



このようにアジア全体へ幅広く分散して投資してくれるのが、このファンドの強みといえます。


多くの国への分散投資となるため、先述した中国株ファンドやベトナム株ファンドのような大きな爆発力はありませんが、その分リスクも低減されるため、パフォーマンスは安定しやすくなります。


あまり投資に手間をかけたくないという方は、このような分散型の総合ファンドを1つ買っておけば、アジアへの投資については十分といえるでしょう。



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アジアの投資信託ならネット証券がおすすめ



今回ご紹介したような投資信託への投資をするなら、ネット証券の活用が断然おすすめです。


ここで紹介したアジアの株式に特化したような海外株を含むファンドにおいても、ネット証券であれば手数料が格段に安く、今回ご紹介したファンドへの投資もすべて手数料が無料となります。


また100円からの少額投資に対応できるのも、ネット証券だけの強みといえます。


利用登録もインターネットで簡単に申請でき、口座開設を含め初期費用はすべて無料なので、これを機会に無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。



証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。


この辺りについては別記事の『初めての株式投資 初心者向けの始め方をやさしく解説』にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。


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まとめ


以上により、今回はアジアの株式へ投資する、投資信託のおすすめファンドについて紹介させて頂きました。


投資先はグローバルに世界中へ分散させることが望ましく、日本や欧米のような先進国のみならず、アジアのような新興国へも投資しておくことが重要です。


なかでも今回ご紹介したような中国株式やベトナム株式においては、株価が突発的に大きく上昇する新興国らしい側面が強く、うまく活用することができれば、非常に魅力の大きい投資先といえます。



自分でアジアの株式を買い付けていくのは大変ですが、今回ご紹介したような投資信託を活用することで、初心者でも手軽で簡単に投資することができます。


まだ海外株への投資をしていないという方は、このような海外株への投資方法についても学習し、慣れてきたら投資先を世界中へ広げ、高く安定したパフォーマンスを目指しましょう。



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