「ユニクロの株って、まだまだ上がるのかな・・・?」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】ユニクロの株価は、まだまだ上がります。
ユニクロの株はこれまで、圧倒的なペースでの上昇を続けています。
2002年には2,000円台であった株価は2021年、ついに100,000円を突破しました。
この19年間で、株価は50倍にまで上昇したのです。
ファーストリテイリング 株価チャート_20年
特に2017年の末からは急激な上昇となっており、たったの3年間で、株価は3倍近くに達しています。
果たしてユニクロの株価は、まだ上昇を続けるのでしょうか?
今回は「ユニクロの株」へ投資する魅力として、圧倒的な成長力について解説していきたいと思います。
ユニクロの株は圧倒的な成長力が魅力
それでは「ユニクロの株」の魅力である、圧倒的な成長力について解説していきましょう。
ユニクロの株へ投資するには、ファーストリテイリング(9983)という銘柄へ投資する必要があります。
ファーストリテイリング(9983)の業績推移を下図に示します。
売上、利益ともに順調に上昇を続けており、ユニクロの業績は、まさに理想的な形の成長を続けています。
ファーストリテイリング 売上高の推移
ファーストリテイリング 業績推移と見通し
(四季報 21年3月19日更新)
20年8月期はコロナの影響で、さすがに減収・減益となりましたが、21年8月期には再び復調する見通しです。
このことからも、ユニクロの株は持続的な成長が期待されており、株価も右肩上がりの上昇が続いています。
店舗数の推移
(単位:店)
実際にユニクロの店舗数は、上図のとおり右肩上がりでの増加を続けています。
店舗数の増加を続けることで、売上も利益も増加を続けており、まさに理想的な形での成長が続いています。
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ユニクロの株は、景気に左右されにくい
ユニクロの株は、「景気の影響を受けにくい」というメリットがあります。
ユニクロの基本コンセプトは、衣類をリーズナブルな価格で提供していることです。
その低価格が魅力となり、性別や世代を問わず、幅広い層に利用されています。
このようにユニクロは、国民の生活に密着した地位を確立しているため、多少景気が悪くなっても、売上が落ちにくい特性を持っています。
景気が悪いからといって、衣類を買うのをやめる人はいません。
むしろ景気が悪い時にこそ、ユニクロの低価格な商品の需要が高まります。
実際にリーマンショックの時には、多くの銘柄が暴落に見舞われるなか、ユニクロの株価だけは底堅く推移しました。
ユニクロの株はこのように、「景気動向の影響を受けにくい」という強みも兼ね備えています。
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ユニクロは日経平均に採用されている
ユニクロの株は「日経平均銘柄」に採用されていることも、株価を支えている要因の一つです。
ファーストリテイリングは日本の経済を代表する企業として、日経平均株価を構成する銘柄に採用されています。
日経平均に採用されていることで、株が買われやすくなります。
インデックスファンドやETFなどの大口需要家が、日経平均銘柄を定期的に買い続けるからです。
よってユニクロは業績の成長が続く限り、株価は今後も上昇する可能性が高いといえます。
ユニクロの株は、すでに割高なのか
冒頭でもお話した通り、ユニクロの株価は凄まじい勢いでの上昇を続けています。
特に2017年からはたったの3年間で、株価は3倍近くに達しています。
ファーストリテイリング 株価チャート_5年
ここまで急激に上昇したユニクロの株価は、すでに割高なのでしょうか?
まずは、株価の指標について見ていきましょう。
ここでユニクロの株価の指標を、日経平均の水準と比較したデータを下記に示します。
日経平均 ユニクロ
PER (会社予想) 20.4 55.5
PBR (倍) 1.3 9.6
配当利回り(%) 1.7 0.5
株価の指標(2021年5月時点)
この指標によると、ユニクロの株価は通常の水準と比べ、かなり高くなっていることが分かります。
ユニクロの株価は日経平均と比べ、PERで2倍、PBRでは7倍以上となる、高い水準となっています。
これは業績の成長が続いていることから、将来への期待が高く、株価が押し上げられている状況です。
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ユニクロの株 将来の成長への期待
このユニクロの株価の水準は、はたして妥当なものなのでしょうか。
たしかに現状では通常の水準と比べ、2~7倍も割高となっているのは事実です。
しかしユニクロは、業績の持続的な成長が続いています。
これに連れて配当金も少しずつ増配を続けており、将来への期待の高さが、株価をさらに押し上げています。
配当金の推移
(単位:円)
よって現在の株価は割高でも、このペースで業績成長が続けば、株価も上昇するので、決して割高とはなりません。
しかし、油断は禁物です。
現在の株価が割高であることは確かなので、少しでも業績に陰りが見えれば、株価はすぐに暴落します。
よってユニクロは、引き続き業績の成長を続けていくことが、株価上昇の必須要件となるでしょう。
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ユニクロの株 購入金額の高さがデメリット
ユニクロの株で唯一のデメリットとなるのが、購入金額の高さです。
21年5月時点でのユニクロの株価は、すでに9万円前後に達しています。
ユニクロの株主となるためには最低100株で、900万円もの投資が必要となる、超高額銘柄となっています。
個人の投資家が、1つの銘柄へ900万円もの投資をするのは困難ですよね?
そこで同社の株へ投資するなら、100株の高額投資ではなく、1株からの少額投資がおすすめです。
なかでもSBIネオモバイル証券のS株(単元未満株)を活用すれば、株を1株からでも購入できます。
1株であれば、いかに高額なユニクロの株においても、9万円前後で買うことができます。
少額で手軽に投資でき、リスクも低く抑えることができるため、人気の高い投資法です。
まとめ
以上により、今回は「ユニクロの株」へ投資する魅力として、圧倒的な成長力について解説させて頂きました。
【結論】ユニクロの株価は、まだまだ上がります。
ユニクロの株は、圧倒的な成長力の強さが魅力です。
このペースで業績や配当の成長が続いた場合には、10年先を見据えれば、株価はさらに上昇することでしょう。
しかし、油断は禁物です。
現在の株価はやや割高になっているので、少しでも業績に陰りが見えれば、株価はすぐにでも暴落します。
よってユニクロの株は、引き続き業績の成長を続けていくことが、株価上昇の必須要件となるでしょう。
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